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智香寺学園

提供: 新纂浄土宗大辞典

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ちこうじがくえん/智香寺学園

学校法人。埼玉県深谷市普済寺に学園本部を置き、埼玉工業大学(同所)と正智深谷高等学校(同市上野台)を設置。宗祖法然の思想および信条規範として、人格の完成を目指す学校教育を行い、個性豊かにして教養ある人材を育成することを目的とする。前身は聖橋学園。経営が傾きかけていた聖橋学園の再建に、浄土宗僧侶である松川文豪(東京都文京区・智香寺住職)が尽力し、昭和四八年(一九七三)(学)聖橋学園から(学)智香寺学園に改称し、理事長に就任した。同五一年埼玉工業大学を設置した。また、平成一二年(二〇〇〇)祥苑学園との合併に伴い、埼玉工業大学深谷高等学校(旧桜ヶ丘高等学校)が設置校に加わる。その後、同一五年四月正智深谷高等学校と改称。正智深谷高等学校の教育目標は、清浄(心身と環境の清らか)、精進(不断の努力と克己心)、正思(正しい思考と反省)である。校訓は、選択(不要なものを捨てて正しいものを選び取る)、専修(ひたすらに打ち込む)が掲げられ、宗教行事を通じて人間教育を行っている。


【参照項目】➡埼玉工業大学智香寺


【執筆者:塚本誠一】