—寛永一三年(一六三六)一二月一九日。吽蓮社阿誉。随岩ともいう。武蔵国に生まれる。はじめ館林善導寺の幡随意のもとで修学し、幡随意の入寂後は、師の創立した江戸新知恩寺(幡随院)の法灯をつぎ、二世となった。
【資料】『鎮流祖伝』六(浄全一七)、『総系譜』上(浄全一九)、『下谷幡随院志』(浄全二〇)
【執筆者:大屋正順】