浄土宗総合研究所
提供: 新纂浄土宗大辞典
2018年3月30日 (金) 06:25時点における192.168.11.48 (トーク)による版
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じょうどしゅうそうごうけんきゅうじょ/浄土宗総合研究所
浄土宗における教学、布教、法式その他教化に関する様々な課題について総合研究を推進し、かつ浄土宗教化の現代的統一施策の樹立に寄与するために設立された研究組織。東京都港区芝公園。平成元年(一九八九)一月に浄土宗教学院研究所、浄土宗布教研究所、浄土宗法式研究所が合併し浄土宗総合研究所として発足した。その後、同六年三月「総合研究所規程」(宗規第八七号)が整備され、プロジェクト研究制を採用。浄土宗総合研究所の研究者は、所長、副所長、客員教授、主任研究員、専任研究員、研究員、嘱託研究員、研究助手、研究スタッフで構成されており、研究テーマごとに設けられるプロジェクトチームに所属する。研究活動は所長の指示により、プロジェクトごとに研究代表の指導により、研究主務の研究管理のもとに調査研究活動を行っている。歴代所長は初代竹中信常(平成元年—四年)、藤堂恭俊(同四年—五年)、水谷幸正(同五年—一二年)、石上善應(同一二年—二五年)、藤本淨彦(同二五年—)。
【参照項目】➡浄土宗布教研究所、浄土宗法式研究所、浄土宗教学院
【執筆者:今岡達雄】