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称往

提供: 新纂浄土宗大辞典

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しょうおう/称往

—慶長一〇年(一六〇五)五月二五日。幡蓮社白誉。俗姓は飯田氏。下野国宇都宮の人。幡随意のもとで出家し、才誉天随のもとで修学した。相模国小田原に称往院を建立し、江戸の湯島にも称往院を建立した。慶長一〇年五月二五日に伊勢の菩提山にて沐浴念仏して寂した。没年について『下谷幡随院志』には同一二年と記される。


【資料】『鎮流祖伝』五(浄全一七)、『下谷幡随院志』(浄全二〇)


【執筆者:田中芳道】