操作

仏教経典成立史論

提供: 新纂浄土宗大辞典

2018年3月30日 (金) 06:32時点における192.168.11.48 (トーク)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

ぶっきょうきょうてんせいりつしろん/仏教経典成立史論

望月信亨著。昭和二一年(一九四六)三月、法蔵館刊。著者の『浄土教の起原及発達』第一編を刊行後の研究によって増補改訂したもの。前編「大乗経典の成立に関する研究」では、大乗経典全般の成立から論じ、「弥陀浄土経典」『大般涅槃経』の編纂について論究してゆく。後編「異経及び疑偽経論の研究」は、『四十二章経』『四天王経』『梵網経』『菩薩瓔珞本業経』『起信論』『釈摩訶衍論』等に考察を加え、これらの中国成立説を主張する。昭和五三年(一九七八)八月、法蔵館より再刊。


【参照項目】➡浄土教の起原及発達


【執筆者:市川定敬】