明治四四年(一九一一)一一月九日—昭和五四年(一九七九)四月八日。孝蓮社戒誉道阿。道号は法山。佛教大学第五代学長。宗学の確立に貢献。岐阜県に生まれ、大正一三年(一九二四)藤原忍了について得度。昭和一〇年(一九三五)龍谷大学卒業、さらに研究科を修了。同一五年佛教専門学校講師、同二四年佛教大学教授。同四四年学長になり、一〇年間在任。京都西方寺住職。著書に『現代人と仏教』(隆文館、一九七〇)、『浄土教思想論攷』(藤原了然先生遺稿刊行会、一九八〇、巻頭に略歴、著作目録)他がある。
【執筆者:佐藤健】