明治二八年(一八九五)九月一五日—昭和四四年(一九六九)一二月一九日。真蓮社鑑誉空阿松瀾。金戒光明寺六九世。大阪府三島郡に生まれ、明治四五年(一九一二)に京都府綴喜つづき郡(現・京田辺市)八幡町念仏寺の福井興道につき得度した。大正八年(一九一九)に宗教大学教育部を卒業したのち、念仏寺から同町の智善寺へと転住しつつ学校教諭を勤め、昭和一九年(一九四四)巣鴨女子商業学校校長となった。同二一年に金戒光明寺の執事長、さらに同三一年に法主となる。
【執筆者:齋藤蒙光】