高橋真了
提供: 新纂浄土宗大辞典
2018年3月30日 (金) 06:28時点における192.168.11.48 (トーク)による版
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たかはししんりょう/高橋真了
明治三二年(一八九九)一二月一五日—平成五年(一九九三)一二月九日。円蓮社満誉明阿浄覚。宇治浄土院三九世、宗門功労者。相応院(山形県西置賜郡白鷹町)に生まれる。明治四五年(一九一二)四月京都に上り、宇治浄土院に入寺。浄土宗学京都支校を経て、大正一〇年(一九二一)に佛教専門学校を卒業、京都府久世郡の迎接寺に晋董、昭和六三年(一九八八)に宇治浄土院に転董した。戦前においては、台湾・樺太・朝鮮開教区の特別布教使を、戦後は沖縄開教後援会、知恩院布教師会、浄土宗西部布教師会、浄土宗布教師会などの筆頭職を歴任するなど、長年にわたって布教・教化活動に尽力した。世寿九三歳。
【参考】大橋俊雄『浄土宗人名事典』(斎々坊、二〇〇一)
【執筆者:江島尚俊】