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正依の経論

提供: 新纂浄土宗大辞典

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しょうえのきょうろん/正依の経論

浄土宗の拠り所とする『無量寿経』『観経』『阿弥陀経』『往生論』の三経一論のこと。法然は『選択集』において「今はただこれ弥陀の三部なり。故に浄土三部経と名づく。弥陀の三部とはこれ浄土正依の経なり」(聖典三・一〇一/浄全七・六)として、「浄土三部経」を正依の経としている。


【参照項目】➡所依の経論傍依の経論


【執筆者:和田典善】