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幡随意講

提供: 新纂浄土宗大辞典

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ばんずいいこう/幡随意講

宮崎県延岡市の浄土宗三福寺を中心に幡随意の遺徳を偲んで行う百万遍念仏の講のこと。かつては地域の各家で幡随意の像を持ち回りで預かり、頭屋で月一回百万遍念仏を行っていたが、後に幡随意によって開創されたとの伝承をもつ三福寺で月一回の百万遍念仏会を行うようになった。幡随意の遺徳によって火難、水難、病難を免れるとの信仰を持ち、信者三福寺からの護符を受ける。火除けの護符幡随意の筆と伝えられている。


【参照項目】➡幡随意三福寺


【執筆者:名和清隆】