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天用寺

提供: 新纂浄土宗大辞典

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てんようじ/天用寺

長野市篠ノ井塩崎。地則山和合院。長野教区№一〇二。長谷(長野市篠ノ井塩崎)にあったが、火災焼失。天正二年(一五七四)、領主赤沢修理大夫信重が現在の地に再建。寛政一〇年(一七九八)に領主松平氏の位牌安置所とした。弘化四年(一八四七)善光寺地震のため倒壊したが、嘉永六年(一八六三)に再建された。平成一八年(二〇〇六)に本尊阿弥陀如来像内部から胎内仏・銘文が発見された。


【資料】『蓮門精舎旧詞』二六(続浄一八)


【執筆者:山野井亮秀】