「浄土聖賢録」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
Seishimaru (トーク | 投稿記録) 細 (1版 をインポートしました) |
|
(相違点なし)
|
2018年3月30日 (金) 06:25時点における最新版
じょうどしょうけんろく/浄土聖賢録
九巻。清の彭際清(一七四〇—一七九六)撰。乾隆四八年(一七八三)成立。本書は著者の甥の浄土修行を契機に編纂されたもので、序文、凡例、甥の彭希涑が書いた「浄土聖賢録偈」、目次と本文からなっている。本文は浄土教主、闡教聖衆、往生比丘、往生比丘尼、往生人王、往生王臣、往生居士、往生雑流、往生女人、往生物類という一〇項目を設け、浄土往生の経論を要約し、菩薩と中国歴代の仏教史伝文献から、往生した僧侶、政治家、一般信者および念仏を称えるオウムの事跡などを具体的に紹介している。
【所収】浄全一八、続蔵七八
【執筆者:陳継東】