「浄土宗大年表」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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じょうどしゅうだいねんぴょう/浄土宗大年表
藤本了泰編。昭和一六年(一九四一)三月、大東出版社刊。紀元二六〇〇年を記念して、日本文化史・日本仏教史上における浄土宗の意義を明らかにするために、あらゆる分野の浄土宗関係の資料を集め、その発展過程をまとめ上げた年表。浄土宗の年表は越智専明の『浄土宗年譜』、伊藤祐晃の『新編浄土宗年表』などをはじめ、近年まで多くのものがあるが、現存史料蒐集の結果にもとづき製作された年表は本書が最初である。この書は昭和一六年に限られた部数で刊行されたもので、戦災で焼失したものも多く、平成六年(一九九四)三月、玉山成元編集のもと平成二年までの記事を増補して、山喜房仏書林より再刊されている。
【参照項目】➡浄土宗年譜
【執筆者:宇高良哲】