「浄土教古活字版図録」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:25時点における最新版
じょうどきょうこかつじばんずろく/浄土教古活字版図録
藤堂祐範著。昭和九年(一九三四)六月、貴重図書影本刊行会刊。浄土教に関わる古活字本六八種の巻首、刊記、跋文等の図録を収録する。解説の部では、活字の起源から東洋・西洋の活字の伝来、日本における活字版について概観し、図録として収録した版本のそれぞれについて書誌学的説明を施している。これら浄土教古活字版は、刊行の年代と場所によって生実版(慶長一一年頃~同一九年、千葉〔下総生実郷〕大巌寺)・京洛版(慶長一九年~正保年間、京都。一部三河)・縁山版(享保年間、増上寺)の三群に分類される。
【執筆者:市川定敬】