「極微」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:23時点における最新版
ごくみ/極微
最小の物質のこと。Ⓢparamāṇuの訳語。物質を微細に分析し続け、それ以上分けられない最小の物質を、微粒子を意味するⓈaṇuの極限(Ⓢparama)という意味で極微(Ⓢparamāṇu)と呼ぶ。一つの極微に上下と四方の六つがつながり、微塵が構成されるとする。また、極微の性質は、地・水・火・風の四つに大別され、それぞれ物質性(堅)・液体性(潤)・熱性(煖)・流動性(動)の特性を有する。
【参照項目】➡微塵
【執筆者:南清隆】