極めて細かい物質、細かい塵、あるいは原子のこと。ⓈrajasまたはⓈaṇuの訳語。これ以上分割することのできない最小のものを極微ごくみ(Ⓢparamāṇu)といい、一微塵は一つの極微を中心としてその周りに六つの極微が集まって形成されている。
【資料】『俱舎論』一二
【参照項目】➡極微
【執筆者:吉澤秀知】