「顕浄土伝戒論補註」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:23時点における最新版
けんじょうどでんかいろんほちゅう/顕浄土伝戒論補註
二巻。全長撰。紀伊国名高浦(和歌山県海南市)の専念寺に住した全長が、享保二年(一七一七)四月一五日に募刻し出版したもの。全長は聖冏の『顕浄土伝戒論』に注釈書がないことを嘆き、宝永三年(一七〇六)に『顕浄土伝戒論私記』を刊行したが、それを補うために著されたのが本書である。内容は『顕浄土伝戒論』の逐語解釈で、様々な書籍を引用している。また下巻には「黒谷古本戒儀」「机受戒儀」が合本されている。
【所収】続浄一二、仏全七二
【参考】「宗書保存会会報」九
【執筆者:石川達也】