「関徹」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:21時点における最新版
かんてつ/関徹
天正一六年(一五八八)—慶安四年(一六五一)一一月一三日。法蓮社伝誉露宿。筑後の人。九歳で筑後国瀬高(福岡県みやま市)の来迎寺証誉の弟子となる。一四歳で関東に赴き常陸国大念寺で十余年修学。慶長一九年(一六一四)肥前国彼杵郡野母村(長崎市)の蔵徳寺に止住。その頃長崎ではキリスト教が盛んであったが、関徹の布教により多くのキリスト教信徒が改宗した。元和二年(一六一六)には正覚山大音寺を開山。世寿六四歳。
【資料】『略伝集』(浄全一八)、『江戸崎大念寺志』(浄全二〇)、『長崎市史』「地誌編仏事部」(清文堂出版、一九三六)
【執筆者:田中芳道】