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「華頂誌要」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:21時点における最新版

かちょうしよう/華頂誌要

知恩院編。明治四四年(一九一一)三月、知恩院御忌法務局刊。大正一一年(一九二二)一月、知恩院寺務所より再版。知恩院の由緒、沿革史と寺域、殿堂、霊宝等の大要を掲載。知恩院による法然上人七〇〇年遠忌記念出版。巻頭口絵に境内、什宝物の写真版を掲載。本文は開創縁由、開祖略伝、祖徳顕彰、祖忌報恩、歴代略譜、寺門沿革、知恩院宮、門葉広繁、古文書類、伽藍興隆、霊宝什器の一一章からなる。明治初年に編纂の華頂山古記録抜粋や知恩院由緒記等により、浅井法順が中心となり編纂。後、大正二年(一九一三)に浅井が増補訂正を加えて寄稿したものが『浄全』一九に収められている。


【所収】浄全一九


【執筆者:今堀太逸】