「往生要集依憑記」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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おうじょうようしゅうえひょうき/往生要集依憑記
三巻。正しくは『往生要集依憑誌記』。勝陽房真源撰。成立年次未詳。ただし尊経閣文庫蔵『往生要集鈔』「此集具書事」の本書名下にみえる「行年三十七」の記述に由れば真源三七歳の撰述か。『往生要集』にみえる引用経論の当該巻数を明示したもので、良忠『往生要集義記』(『往生要集鈔』)の主要典拠の一つ。東寺観智院に仁安二年(一一六七)写本(上・中)がある。
【参考】善裕昭「真源『往生要集依憑記』について」(『浄土宗学研究』三二、二〇〇六)
【参照項目】➡往生要集
【執筆者:上杉智英】