「仏教経典成立史論」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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ぶっきょうきょうてんせいりつしろん/仏教経典成立史論
望月信亨著。昭和二一年(一九四六)三月、法蔵館刊。著者の『浄土教の起原及発達』第一編を刊行後の研究によって増補改訂したもの。前編「大乗経典の成立に関する研究」では、大乗経典全般の成立から論じ、「弥陀浄土経典」『大般涅槃経』の編纂について論究してゆく。後編「異経及び疑偽経論の研究」は、『四十二章経』『四天王経』『梵網経』『菩薩瓔珞本業経』『起信論』『釈摩訶衍論』等に考察を加え、これらの中国成立説を主張する。昭和五三年(一九七八)八月、法蔵館より再刊。
【参照項目】➡浄土教の起原及発達
【執筆者:市川定敬】