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「藤原行隆」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:32時点における最新版

ふじわらのゆきたか/藤原行隆

大治五年(一一三〇)—文治三年(一一八七)三月一七日。葉室行隆ともいう。父は中納言の藤原顕時あきとき。法蓮房信空の父。右大弁に任ぜられ、養和元年(一一八一)三月三日東大寺造営の奉行となる。大勧進の交渉役の任に当たり、当初法然に交渉したが法然は激務により念仏に支障が出るとし、これを辞した。行隆は法然に代わりの人師を推挙するよう請い、俊乗房重源ちょうげん勧進役に付いた。


【資料】『四十八巻伝』三〇(聖典六)、『翼賛』三〇、三一、五四(浄全一六)、『尊卑分脈』(『国史大系』五九)


【参照項目】➡重源


【執筆者:笠島崇信】