「天霊」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:29時点における最新版
てんりょう/天霊
享保一六年(一七三一)—天明元年(一七八一)一月一日。弁蓮社成誉専阿。尾張国の生まれ。寛保三年(一七四三)に養林寺来誉のもとで出家。増上寺にて宗乗ならびに詩歌を学んでいるときに師が帰寂。兄弟子の厳誉が継席するも、ほどなくして厳誉が建中寺へと移住したことにより、養林寺の住職となる。毎日寅刻より辰刻に至るまで礼誦し、また日課三万の念仏を相続した。その精進のさまは住職をしていた二三年の間、一日の如くであったといわれる。
【資料】『新撰往生伝』五(浄全一七)
【執筆者:朝岡知宏】