「大頂寺」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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だいちょうじ/大頂寺
京都府宮津市金屋谷。宝徳山瑞泰院。京都教区№五四五。丹後国触頭寺院であった。永禄二年(一五五九)に実蓮社貞誉の開山。京極家菩提所、後に丹後国主の本庄家代々の菩提寺となる。客殿に本庄家御霊屋があり、本庄家遠祖で徳川綱吉生母桂昌院の念持仏や歴代将軍の位牌が安置されている。
【資料】『蓮門精舎旧詞』二九、『宮津府志』三
【参考】宇高良哲「浄土宗の触頭制度について」(『法然浄土教の綜合的研究』山喜房仏書林、一九八四)
【執筆者:吉水岳彦】