「浄土宗名越派史料集」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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じょうどしゅうなごえはしりょうしゅう/浄土宗名越派史料集
𠮷水成正編。平成一五年(二〇〇三)五月、青史出版刊。栃木県鹿沼市清林寺所蔵文書を中心に、大本山増上寺所蔵の名越派入寺帳を併せて翻刻刊行したもの。清林寺文書は名越派檀林専称寺(福島県いわき市)関連の古文書や入寺帳、什物帳等の記録である。本書は三部構成で、第一部「古文書」には清林寺文書から二三通が、第二部「入寺帳」には清林寺および増上寺所蔵の専称寺・円通寺(栃木県益子町)の両名越派檀林の入寺帳一一冊が、第三部「記録」には清林寺文書から什物帳二冊と「古書眼鏡」なる専称寺役者の便覧と推定される一冊が収録されている。名越派檀林の実態を探る上で欠かすことのできない貴重な資料集である。
【執筆者:吉田淳雄】