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「浄土宗大意」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:25時点における最新版

じょうどしゅうたいい/浄土宗大意

法然著。成立年代未詳。浄土宗の教えの肝要を示したもの。『西方指南抄』に収められる和文体のもの。聖道門と浄土門に対し、今日今時の凡夫は定めて浄土門を選ぶべきことを示している。京都里見光三郎所蔵の書写本には異筆の奥書がある。


【所収】昭法全


【執筆者:小林尚英】


桑門秀我著。明治三三年(一九〇〇)に、東洋大学の前身である哲学館より仏教専修科の仏教講義録として刊行。第一章「歴史」で釈尊から法然開宗に至るまでの浄土教師資相承、第二章「宗義」で所依の経典と所憑の人師宗名教判について略述する。第三章「宗意」では、安心・起行・作業および本願機根について詳説する。また付録として、法然良忠、西山の門下各流について概説している。


【執筆者:齋藤蒙光】