「浄土五会念仏略法事儀讃演底」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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じょうどごえねんぶつりゃくほうじぎさんえんてい/浄土五会念仏略法事儀讃演底
五巻。『五会法事讃演底』『五会讃演底』ともいう。東日撰。一七世紀後半から一八世紀前半、成立年次不詳。法照『五会法事讃』(略本)の注釈書であり、はじめに題号を釈し、次に本文を序分・正宗分・流通分に分類し、その語彙を一々詳細に解説し、各讃偈や語句の出典を捜索している。跋文によると、東日は和泉国堺宝泉寺や伊勢国伊馥寺を中心に活躍していた一七世紀後半から一八世紀前半の浄土宗の学僧。『略本』の研究には非常に有益である。享保一一年(一七二六)の刊本がある。
【所収】続浄七
【参照項目】➡浄土五会念仏略法事儀讃
【執筆者:齊藤隆信】