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「九品寺流長西教義の研究」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:22時点における最新版

くほんじりゅうちょうさいきょうぎのけんきゅう/九品寺流長西教義の研究

石橋誡道著。昭和一二年(一九三七)一月、佛教専門学校出版部刊。昭和八年(一九三三)に金沢文庫において新しく発見された史料をもとに、長西教義の研究を行った書である。全五編により構成されており、第一編においては長西の伝記の研究と長西の説いた諸行本願義の大要について、第二編から第五編においてはそれぞれ、『専雑二修義』四、『諸行本願義』『二十願決疑問答』『惣別二願抄』についてその著者、体裁、内容等の考察を行い、長西教義を解明している。また附録としてこれらの書の原文が収録されている。昭和五九年、国書刊行会「浄土宗学研究叢書祖師篇〉」より復刊。


【執筆者:梅谷正隆】