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「阿弥陀曼荼羅」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:18時点における最新版

あみだまんだら/阿弥陀曼荼羅

密教修法に用いる、阿弥陀仏悟りの境地そのものを形象化した曼荼羅知恩院蔵「紅頗璃ぐはり弥陀像」(国重要文化財)は、阿弥陀仏の四方に、法・利・因・経の四親近菩薩を配した「阿弥陀五尊曼荼羅」である。香川開法寺蔵「板彫阿弥陀曼荼羅」(国重要文化財)には、中央と八葉上に九尊の阿弥陀仏が描かれている。『別尊雑記』には中央に阿弥陀仏、周りに八大菩薩が座す「阿弥陀曼荼羅」を示す。頴川えがわ美術館の「阿弥陀曼荼羅図」(国重要文化財)は、中央の聖観音を八体の阿弥陀仏が囲む。


【資料】『別尊雑記』(正蔵図像三)【図版】巻末付録


【執筆者:塩竈義弘】