「香月庄」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:21時点における最新版
かつきのしょう/香月庄
聖光誕生の地。現在の北九州市八幡西区の一角で、聖光が比叡山で修学して故郷に戻ったとき、母の産屋跡に吉祥寺を建立して弔ったとされる。『鎮西聖光上人香月系譜』には香月庄の縁起について「日本武尊征西の日、小狭田彦に封ぜらる以後世世相伝えて香月氏の領地なり」(浄全一六・九七二上)とあり、その由緒の古さを見ることができる。この他『鎮西国師絵詞伝』にも同様の縁起が語られている。
【参照項目】➡吉祥寺、鎮西聖光上人香月系譜
【執筆者:郡嶋昭示】