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「阿弥陀経諸解総目」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:17時点における最新版

あみだきょうしょげそうもく/阿弥陀経諸解総目

一巻。『阿弥陀経科註回瀾鈔』とも。鸞宿撰。一八世紀前半の成立と考えられる。『阿弥陀経』の注釈書類を未伝も含めて列挙した書。その数は中国撰述二九、日本撰述一九にのぼる。『阿弥陀経』を解する諸師の義門の立て方に開合の異なりによる不同があることを述べた上で、教興大意、所説大猷、宗体定判、判教大旨、出世本懐、専雑助正、誦持伝通、伝訳時年、通釈題名、別解文義の十門によってその玄談としている。


【所収】続浄四


【執筆者:髙橋寿光】