「円勝寺」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:20時点における最新版
えんしょうじ/円勝寺
東京都北区中里。光明山照徳院。東京教区№二〇七。開山は二祖聖光の弟子深蓮社心誉通玄信阿聖法。増上寺末。当初は御曲輪内竜の口という場所にあったが、その後現在の場所に移った。慶長年間(一五九六—一六一五)に徳川家康が巡察の折、五石の御朱印地を賜り、その後家康の鷹狩りの休憩所にあてられた。家康が腰掛けた松の木は「東照公腰掛の松」と呼ばれたが現在はない。
【資料】『新編武蔵風土記稿』『江戸名所図会』(『北区史』資料編近世一、北区史編纂調査会、一九九二)、『蓮門精舎旧詞』二〇(続浄一八)、『浄土宗寺院由緒書』下(『増上寺史料集』七)
【執筆者:髙橋寿光】