「邪命自活戒」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:26時点における最新版
じゃみょうじかつかい/邪命自活戒
『梵網経』に説かれる四十八軽戒のうち第二九戒のこと。悪心を抱き自らの利益のために、性風俗による商売を営み、あるいは自分で料理したり、さまざまな占いや呪術を行ったり、男女の相性を鑑定したり、書画・工芸に精を出したり、さまざまな毒薬を調合したりすることなどがあってはならず、こうしたことは慈心なく軽垢罪に当たるとしてこれを制する。
【参考】石田瑞麿『仏典講座一四 梵網経』(大蔵出版、一九七一)
【執筆者:袖山榮輝】