「一枚起請文原本の研究」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:19時点における最新版
いちまいきしょうもんげんぽんのけんきゅう/一枚起請文原本の研究
小川竜彦著。上巻(雁皮本)下巻(洋紙本)全二冊。昭和四五年(一九七〇)無量光寺「一枚起請文原本の研究」刊行会刊。上巻は黒谷原本の実大図および部分拡大図、その他広く諸寺諸家において所蔵される一枚起請文など八〇図を収めた図版編。下巻は一四四図を収めた続図版編と論文編に分かれる。論文編は第一章「古文書学的研究」、第二章「黒谷本の国語学的研究」、第三章「一枚起請文の流伝史」、第四章「種々の表類」、第五章「正・続図版編の図版解説」からなり、黒谷本の真蹟説をとる。なお同五九年には国書刊行会によって『浄土宗学研究叢書』〈祖師篇〉に所収され復刊された。復刊本は全冊洋紙使用、上・下合冊である。
【執筆者:永田真隆】