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「三甫」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:24時点における最新版

さんぽ/三甫

—寛永八年(一六三一)三月二日。宗蓮社伝誉。遠江国佐野郡(静岡県掛川市)天然寺五世導誉のもとで出家し、のち増上寺一二世存応に師事した。その後天然寺六世となり、掛川城主松平隠岐守定勝が伊勢国桑名(三重県桑名市)へ移る際に随行して、同地に照源寺開山。また定勝の子定行が伊予国松山(松山市)へ移る際には三甫弟子にあたる三恕が随行し、同地に大林寺を開き、三恕は三甫開山を譲った。


【資料】『総系譜』中(浄全一九)、『蓮門精舎旧詞』一四、三六(続浄一八、一九)


【執筆者:大屋正順】