「説相箱」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年9月17日 (月) 10:08時点における最新版
せっそうばこ/説相箱
もとは比丘の必需品である三衣を入れた箱のことで、三衣箱とか接僧函などといわれた。また、密教では法具や修法の次第などを入れ、座のそばに据えたことから居箱などともいわれた。浄土宗においては現在、各種法要や結婚式、得度式、正伝法、正授戒などで差定、表白などの読みものを入れたり、説教の際、高座の前の机上に置き、説草、御法語などの讃題、説教に必要とする要具を入れる箱のことをさしている。
【参照項目】➡説相袱紗
【執筆者:慶野匡文】