「六種正行」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:35時点における最新版
ろくしゅしょうぎょう/六種正行
阿弥陀仏の浄土へ往生するための六種の純正行。善導『観経疏』散善義に説かれる五種正行(読誦・観察・礼拝・称名・讃歎供養)のうち、讃歎と供養とを開いて六種としたもの。これは法然が『選択集』二に「第五に讃歎供養正行とは、専ら弥陀を讃歎供養する。即ち文に、〈若し讃歎供養するには、即ち一心に専ら讃歎供養す。是れを名づけて正と為す〉と云える是れなり。若し讃歎と供養とを開して二と為せば、六種正行と名づくべし。今、合の義に依るが故に五種と言う」(聖典三・一〇六/昭法全三一四)と述べることによる。讃歎は専ら阿弥陀仏の仏徳を称揚する口業であり、供養は主に財物を供えるものであるから、両者の性格は異なるという立場にもとづいて区別される。
【資料】良忠『決疑鈔』二
【参照項目】➡五種正行
【執筆者:杉山裕俊】