「黙龍」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
Seishimaru (トーク | 投稿記録) 細 (1版 をインポートしました) |
|
(相違点なし)
|
2018年3月30日 (金) 06:35時点における最新版
もくりゅう/黙龍
—延享四年(一七四七)三月。性潜という。霊潭󠄂に師事して具足戒を受け、のち備後国尾道にいき律院安養軒を開いた。門下に義雲・忍照・智寂らがいる。義雲は京都の聖臨菴を開く前に自誓受戒し、のち尾道に帰り安養軒を継ぎ、弟子慧梁がその後を継ぐ。忍照は、戒を受けたのち守山(滋賀県)の浄土寺を律院とし、その弟子慧灯は、尾道安養軒で具足戒を受けてここに住した。
【資料】『略伝集』(浄全一八)、『浄土宗史』(浄全二〇)
【執筆者:伊藤弘道】