「法然上人恵月影」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
Seishimaru (トーク | 投稿記録) 細 (1版 をインポートしました) |
Seishimaru (トーク | 投稿記録) 細 (1版 をインポートしました: 20180917 リンクと画像表示修正) |
||
11行目: | 11行目: | ||
− | [[File:ほうねんしょうにんめぐみのつきかげ【法然上人恵月影】.jpg| | + | [[File:ほうねんしょうにんめぐみのつきかげ【法然上人恵月影】.jpg|thumb|left|upright=2.5|「[[法然上人恵月影]]」で使用した人形]] |
2018年9月17日 (月) 10:09時点における最新版
ほうねんしょうにんめぐみのつきかげ/法然上人恵月影
人形浄瑠璃の演目。大正一五年(一九二六)一一月六日より文楽座にて上演され人気を博した。台本は漆間徳定作。開宗七五〇年にあたり、『四十八巻伝』を骨子に法然の伝記を一〇段の題目にまとめた作品。当時の文楽座は大阪市東区の御霊神社境内にあったが、この芝居の千秋楽翌日一一月二九日に文楽座は全焼した。唯一、法然の人形の首(天狗弁作)だけが残ったという。現在この首は誕生寺に納められている。
【所収】法伝全
【参考】漆間徳定『法然上人恵の月影』(第一歩社、一九二六)
【参照項目】➡漆間徳定
【執筆者:宮入良光】