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「灰葬」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:31時点における最新版

はいそう/灰葬

収骨式のこと。遺体を火葬にしたのち灰寄せまたは骨上げといって遺骨を収拾するとき勤める。釈尊涅槃の後、火葬の薪が七日で尽きたので第八日目に仏舎利(遺骨)を拾って八つの部族に分配し、各々が塔を造って納め供養したことにならったもの。一般には収拾した遺骨を祭壇等に安置し回向することも灰葬または灰葬回向と呼んでいる。


【参考】須賀隆賢『引導下炬集』一四〇(隆文館、一九七五)


【参照項目】➡収骨式


【執筆者:佐々木敬易】