「智光清海二曼荼羅合讃講述」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:29時点における最新版
ちこうせいかいにまんだらがっさんこうじゅつ/智光清海二曼荼羅合讃講述
一巻。諦忍撰。宝暦八年(一七五八)述。観徹の『智光曼荼羅合讃』と『清海曼荼羅合讃』の注釈書。序文によれば、諦忍は洛東幻住庵慈門に観徹の『合讃』の注解を懇願され、さらに伏見誓願寺涼澂の要請により著したとされる。多くは『合讃』の語句解釈だが、清海曼荼羅に描かれる印相について諦忍の見解を挙げている。
【参考】元興寺文化財研究所編『日本浄土曼荼羅の研究—智光曼荼羅・当麻曼荼羅・清海曼荼羅を中心として』(中央公論美術出版、一九八七)
【執筆者:編集部】