「炬火」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年9月17日 (月) 10:08時点における最新版
たいまつ/炬火
松の脂の多い部分などを束ね、これに火を点けて照明の道具にするもの。葬儀式で用いる葬具。松明とも書く。葬儀式では導師がこれを火葬の表示として用いる。二本の炬火を用いて下炬の作法をおこなう。儀式で使う炬火は葦やススキ等を一握りくらい束ね、長さ二尺五寸(約七五センチ)ほどのものを紐で縛り、一方に朱紙などで炎をかたどった物をつける。手許に紙を巻いて握りとすることもある。
【参照項目】➡下炬
【執筆者:八木千暁】