「青龍寺の御詠歌」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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【参考】『吉水流詠歌集』(浄土宗、二〇〇〇) | 【参考】『吉水流詠歌集』(浄土宗、二〇〇〇) |
2025年7月11日 (金) 06:24時点における最新版
せいりゅうじのごえいか/青龍寺の御詠歌
天台座主であった慈鎮(慈円)作「たつ杣や 南無阿弥陀仏の 声引くは 西にいざなふ 秋の夜の月」に松濤基が曲を付した詠歌。「この比叡山で南無阿弥陀仏と念仏を称え続けていると、秋の夜の冴えわたる月も、西方浄土へと導いてくださいます」の意。
【参考】『吉水流詠歌集』(浄土宗、二〇〇〇)
【執筆者:編集部】