「西山叢書」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:27時点における最新版
せいざんそうしょ/西山叢書
既刊六巻。西山短期大学編集・発行。西山派祖証空の主著を集成。『日蔵』八九・九〇に収録された『観経疏自筆御鈔』(徳岡亮英校訂)を巻一・二とし、続巻も同様の書式で西山浄土宗教学研究所輪読会の成果を刊行。『西山全書』の底本は江戸期に漢文体に改変された版本であったが、本叢書では写本を蒐集し著述当初の文体で翻刻。巻一から三は平成二年(一九九〇)三月、巻四は同五年一月、巻五は同八年三月、巻六は同一四年刊行。収録内容は以下の通り。(一)観経玄義分自筆御鈔・観経序分義自筆御鈔(二)観経定善義自筆御鈔・観経散善義自筆御鈔(三)往生礼讃自筆御鈔・法事讃積学鈔(四)般舟讃自筆御鈔・観念法門自筆御鈔(五)観経玄義分他筆抄・観経序分義他筆抄(六)観経定善義他筆抄・観経散善義他筆抄。
【執筆者:稲田廣演】