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「祝禱文」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:27時点における最新版

しゅくとうもん/祝禱文

一切の罪障が消滅して、吉祥になるように祈願する文。存命者祝禱儀ともいう。「上来所修じょうらいしょしゅ 願藉斯善がんしゃくしぜん 某人ぼうにん 一切罪障いっさいざいしょう 自然消散じねんしょうさん 所願如意しょがんにょい 皆得吉祥かいとくきっしょう」(『浄土苾蒭びっしゅ宝庫』下・一四オ)。誦経念仏善根功徳によって、信心願主の意を汲み、あらゆる罪が自然に消滅し、願うところが意のごとくなり、皆が幸せを得るように、という意味。


【執筆者:和田文剛】