僧侶が新たに一寺院の住職となること。晋董しんとうともいう。晋は進むの意味で、山は三号(山・院・寺号)の一つで寺院を指す。住職として叙任された者(新命しんめい)は、その寺院の法灯を継承し、本尊に仕え、念仏相続して寺門興隆と檀信徒教化に専念することを組内住職と檀信徒に表明する晋山式を修し、一住職として認められる。
【参照項目】➡新命、晋山式、法灯
【執筆者:西城宗隆】