「浄土宗寺院調書」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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じょうどしゅうじいんちょうしょ/浄土宗寺院調書
くわしくは「本山檀林別格寺由緒及通常寺院現数取調書」という。明治二六年(一八九三)六月、浄土宗務所より内務省社寺局へ提出した宗門寺院の現況報告書。総本山知恩院をはじめ、四箇本山・檀林一九箇寺・別格七箇寺について簡単な沿革を挙げ、通常寺院の項には当時七〇三七箇寺(うち、本寺八七九、末寺五九九七、所轄本寺三一、所轄末寺八九、所轄寺四一)あったと記しており、明治中期の状況を知る上で貴重な史料といえる。
【所収】浄全二〇
【執筆者:宇高良哲】