—寛永五年(一六二八)八月五日。大蓮社然誉。知恩院三一世。万里までの小路こうじ家の出身、知恩院二九世満誉尊照の甥。下総国大巌寺で修学。帰洛後、寛永五年七月に台命をうけ、同院三一世となる。同年江戸下向後、在府中において入寂。
【資料】『華頂誌要』(浄全一九)、『知恩院旧記採要録』(仏全一一七)
【参考】『知恩院史』(知恩院、一九三七)
【執筆者:伊藤弘道】