「往生浄土論註概説」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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おうじょうじょうどろんちゅうがいせつ/往生浄土論註概説
千葉良導述。昭和八年(一九三三)一一月、近江屋書店刊。本書は曇鸞『往生論註』の初学者のために、浄土宗義にのっとり大要を平易に述べたもの。その内容は、序論と本論の二部構成となっている。序論では、曇鸞の思想および『往生論』の梗概、それに対する『往生論註』における曇鸞の一四の独創について述べている。本論においては、『往生論註』所説の教義について述べているが、釈義の項目を追って、大要を述べたものであり、難解の文句や故事の解釈等については省略されている。
【執筆者:加藤芳樹】