「忍瑞」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:31時点における最新版
にんずい/忍瑞
—宝暦九年(一七五九)九月二二日。順蓮社遣誉生阿。河内の人。増上寺で修学し、相模国高座郡深見村(神奈川県大和市深見)仏導寺に住し、のち大坂小橋伝光寺一三世となる。宝暦九年夏以降、飲食に患い、同九月二〇日より苦本を除く目的で知恩院・高野山・長谷寺などへ使書を遣わして発露懺悔し、暁に二十五菩薩の来迎を感得した。さらに、墓碑を造立し、中央に名を、左右に天下和順等の文を刻むなど、往生に至るまで自行化他怠ることがなかったという。
【資料】『新撰往生伝』五(浄全一七)
【執筆者:笠島崇信】